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駄菓子屋さんやコンビニのレジ横でおなじみのチロルチョコ。小さな四角いチョコを手に取ったとき、「チロルってどういう意味だろう」と思ったことはありませんか。名前の由来を知ると、いつもの一粒がちょっと違って見えてきます。
この記事では、チロルチョコ株式会社の公式サイトにある「お問合せ」ページのよくある質問と、同社がPR TIMESで配信した「元祖チロルチョコ発売60周年記念」のプレスリリースをもとに、チロルチョコの名前の由来と、知っておくと楽しい5つのポイントをまとめます。後半の、チロルチョコをもっと楽しむ工夫は、この記事の提案です。
※商品の内容や保存方法は、商品によって異なります。お手元の商品のパッケージの表示を確認してください。
チロルチョコの名前の由来
2代目社長の思いから生まれた名前
チロルチョコ株式会社の公式サイトのよくある質問には、「チロルチョコの名前の由来は?」という項目があります。そこでは、チロルチョコ(当時は松尾製菓)の2代目社長・松尾喜宣が「チロル地方のように爽やかなイメージを持ったお菓子にしたい」という思いを込め、「チロルチョコ」という名前が誕生した、と説明されています。
「チロル地方」とは
チロル地方は、ヨーロッパのアルプスにある地域の名前で、オーストリアのチロル州などにまたがっています。公式のよくある質問では「チロル地方のように爽やかなイメージ」と書かれていて、その地域の持つ爽やかな印象を、お菓子の名前に込めたことがわかります。
当時の会社は松尾製菓
よくある質問の回答に「当時は松尾製菓」とあるように、チロルチョコは松尾製菓の商品として誕生しました。プレスリリースの会社紹介では、チロルチョコ株式会社は、1903年に福岡県田川市で創業した松尾製菓から、商品企画・販売部門を分離して、2004年に東京で設立された会社だと説明されています。
チロルチョコを知る5つのポイント
1. 名前は「チロル地方」のイメージから
1つ目のポイントは、ここまで紹介した名前の由来です。公式のよくある質問によると、2代目社長の松尾喜宣が、チロル地方のように爽やかなイメージを持ったお菓子にしたい、という思いを込めて名付けました。
2. 元祖は1962年のミルクヌガー
チロルチョコ株式会社のプレスリリースでは、「高級チョコレートを子どもたちに10円で売る」という想いのもと、技術も設備もない状態から「チロル」ブランドが誕生した、と紹介されています。本格チョコレートにヌガー(キャラメル)を入れる独自の製法で、ひとつ10円という“おこづかいで買える価格”を実現させたのが、1962年に誕生したミルクヌガーだと書かれています。
3. 福岡県田川市で創業した会社がルーツ
プレスリリースの会社紹介によると、チロルチョコのルーツは、1903年に福岡県田川市で創業した松尾製菓です。2004年には、松尾製菓から商品企画・販売部門を分離して、東京でチロルチョコ株式会社が設立されました。
4. 国内と国外の2工場で製造
公式のよくある質問の「製品はどこで作られていますか?」という項目には、国内・国外(ベトナム)の2工場で製造している、と書かれています。ただし、商品によって異なる、と注記されています。どこで作られた商品かが気になるときは、パッケージの表示を確認しましょう。
5. 白くなっても食べられる理由
公式のよくある質問には、「チョコレートが白くなっていますが食べても大丈夫ですか?」という項目もあります。チョコレートは高温(商品によって異なるが基本、28℃以上)で溶けて再び冷え固まるときに、白く粉をふいたような状態になる、と説明されています。これはブルーム現象(ブルーミング)といってチョコレート特有のもので、チョコレート本来の風味は損なわれるものの、食べても害はない、と書かれています。
5つのポイントの早見表
| ポイント | 内容 | 参考にした情報 |
|---|---|---|
| 1 名前の由来 | チロル地方のように爽やかなイメージのお菓子に | 公式のよくある質問 |
| 2 元祖 | 1962年誕生のミルクヌガー、ひとつ10円 | 60周年のプレスリリース |
| 3 ルーツ | 1903年に福岡県田川市で創業した松尾製菓 | 60周年のプレスリリース |
| 4 製造 | 国内・国外(ベトナム)の2工場。商品によって異なる | 公式のよくある質問 |
| 5 白くなる理由 | ブルーム現象。風味は損なわれるが害はない | 公式のよくある質問 |
保存と食べるときの注意
涼しく乾燥した場所に置く
公式のよくある質問では、ブルーム現象について説明したうえで、窓際や車内など暑くなる場所を避け、涼しい乾燥した場所に保管してください、と案内されています。夏場など冷蔵庫に保管する場合は、ニオイ移りを防ぐ工夫をするよう書かれています。保存温度は商品によって異なるので、各商品のパッケージを確認しましょう。
ヌガー入りの商品は歯の詰め物に注意
公式のよくある質問では、コーヒーヌガーやミルクヌガーなど、中にヌガーが入っている商品は、特に歯の詰め物が外れることがあるので注意してください、と書かれています。小さなお子さんや、歯の治療中の人が食べるときは気をつけましょう。
ヌガーやソースが出てくることがある
同じページには、中にヌガーが入っている商品は、温度によってヌガーが柔らかくなると、チョコレート表面の小さな穴から噴き出すことがある、とも書かれています。ソースの入った商品も同様に、ソースが外に漏れ出ることがあるそうです。
表面の小さな穴の正体
チョコレートが型枠全体に流れ渡る前に冷やし固められることによって、表面に小さな穴(ピンホール)が生じることがある、とも説明されています。見つけたときに驚かないよう、知っておくと安心です。
賞味期限と開封後の扱い
賞味期限は目安
公式のよくある質問では、賞味期限は適切な保存方法で保存された未開封商品がおいしく召し上がれる期限の目安だと説明されています。保存方法が適切でなければ賞味期限内でも商品は劣化してしまうので、早めに食べるよう案内されています。
買ったら密閉容器へ
同じページでは、お菓子につく虫について説明する中で、購入したチョコレートは密閉容器に入れて保管し、早めに食べるよう案内されています。たくさん買ったときは、ふた付きの容器にまとめておくと管理しやすくなります。
発売60周年のときのキャンペーン
ミルクヌガー60周年を記念した企画
チロルチョコ株式会社は、PR TIMESで「“元祖チロルチョコ”ミルクヌガー発売60周年記念!感謝のマシマシキャンペーン」を案内していました。プレスリリースでは、ミルクヌガーの誕生60周年を記念して、楽しい「マシマシ」なキャンペーンを実施する、と紹介されています。
SNSを使ったプレゼント企画
同じプレスリリースでは、公式のTwitter(現在のX)アカウントをフォローしてリポストすると、豪華チロルセットが抽選で当たる企画や、公式Instagramアカウントをフォローして投稿にいいねをすると当たる企画が紹介されていました。反応の数に応じて当選人数が増える、という「マシマシ」らしい仕組みだったことがわかります。
長く愛されてきたことの証
1962年のミルクヌガー誕生から60年という節目に、こうした記念企画が行われたことからも、チロルチョコが長い間、多くの人に親しまれてきたことが伝わってきます。キャンペーンはすでに終了していますが、元祖の味を知るきっかけとして覚えておくと楽しいですね。
チロルチョコをもっと楽しむ工夫
ここからは、公式の情報をもとにした、この記事の提案です。
名前の由来を話のネタにする
チロルチョコを配るときに、「チロルってチロル地方のことなんだって」とひとこと添えると、ちょっとした会話のきっかけになります。お子さんと一緒に地図帳でチロル地方の場所を探してみるのも楽しいですね。アルプスの山々の写真を見ながら食べれば、「爽やかなイメージ」という名前の由来も、より身近に感じられるはずです。
元祖のミルクヌガーを食べてみる
1962年に誕生したミルクヌガーが、チロルチョコの始まりです。いろいろな味を食べ比べるときは、元祖のミルクヌガーも一緒に並べてみると、チロルチョコの歴史を感じられます。ヌガー入りなので、歯の詰め物には気をつけてください。
季節に合わせて保存場所を変える
夏は室温が上がりやすいので、窓際や車内を避け、涼しい場所に保管しましょう。冷蔵庫に入れるときは、ニオイ移りを防ぐために袋や容器に入れておくと安心です。
食べ比べ会を開いてみる
家族や友だちと集まるときに、いくつかの味を並べて食べ比べ会を開いてみるのもおすすめです。一つずつが小さいので、いろいろな味を少しずつ楽しめます。好きな味を投票で決めたり、味の感想をカードに書いたりすると、ちょっとしたイベントになります。
包み紙を集めてみる
チロルチョコは包み紙のデザインもさまざまです。食べたあとの包み紙を集めて、ノートに貼ってみるのも楽しい遊び方です。いつ、どの味を食べたのかを書き添えておけば、自分だけのチロルチョコ記録になります。
チロルチョコのよくある質問
チロルチョコは何年に発売された?
チロルチョコ株式会社のプレスリリースでは、ひとつ10円という価格を実現させたのが、1962年に誕生したミルクヌガーだと紹介されています。
チロルチョコの工場は見学できる?
公式のよくある質問には「工場見学はできますか?」という項目があり、見学者用ルートを設けていないので一般の方の見学は断っている、と書かれています。
オリジナルパッケージは作れる?
公式のよくある質問では、チロルチョコ株式会社ではオリジナルパッケージの作成を受け付けておらず、作成・販売およびサイトの運用は株式会社funboxが行っている、と案内されています。
チロルチョコはどこで作られている?
公式のよくある質問では、国内・国外(ベトナム)の2工場で製造している、と回答されています。商品によって異なるとされているので、気になる場合はパッケージの表示を確認しましょう。
白くなったチロルチョコは食べられる?
公式のよくある質問では、ブルーム現象はチョコレート特有のもので、チョコレート本来の風味が損なわれるものの、食べても害はない、と説明されています。
チロルチョコの名前の由来を知って味わおう
チロルチョコの名前は、2代目社長の松尾喜宣が「チロル地方のように爽やかなイメージを持ったお菓子にしたい」という思いを込めて付けたものです。元祖は1962年に誕生したミルクヌガーで、ひとつ10円という“おこづかいで買える価格”から始まりました。
保存するときは、窓際や車内など暑くなる場所を避けて、涼しく乾燥した場所に置くことも覚えておきましょう。次にチロルチョコを手に取ったときは、名前に込められた爽やかなイメージを思い浮かべながら味わってみてください。